「しないことリスト」を読みました。

ライフスタイル
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おはようございます、蘇芳です。
昨日のんびりできたおかげか、いい感じに目が覚めました。
天気は朝からずっと雨模様。
今日も深呼吸を忘れずにまいりましょう。

「ねばならない」のはどうして?

「情報社会」という言葉か生まれて、どれくらい経つんでしょう。
私が子供の頃に身近にあった情報源といえば本・テレビ・ラジオくらい。
それが今ではネットを中心にすごい勢いでツールが増えて、とても追いかけきれない量の情報が身の回りで四六時中渦巻いている感じです。

流行も高速で生み出され、廃れて、また別の「イケてるもの」が生まれてくる。
いや~もう、おばさん疲れちゃう笑

流行だけではなく、ライフスタイルも今と40年前とでは同じ国とは思えないほど様変わりしていますね。

いつだったか、有吉さんとマツコ・デラックスさんが「シンプル・イズ・ベストなんて言い出したのいつだ」「ちょっと前まで台所なんてもっとガチャガチャしてて普通だった」なんてお話を番組内でしてました。
ホントそうだよね。
まあ、ウチなんていまだにしっちゃかめっちゃかだけど笑


毎日恐ろしい量の情報に触れているうちに、知らないうちに自分の価値観も知らないうちに上書きされて「自分が良いと思っているようで、実は誰かに思わされている」状態に陥りがち。

自分が本当は何を好きで、何が嫌いで、何をしたくて何をしたくないのか、がどんどん分からなくなるなんて怖くないですか?
そう思っていても、気が付くと私の頭の中も
こうあるべき」
「正しいのはこれ」
「これができない自分はダメなやつ」

という思考がぐるぐる回る、とても居心地の悪い場所になりがちでした。

そんな時に、会社で出会った友達からもらったのが、元「日本一のニート」を自称するpha(ファ)さんの著書「しないことリスト」でした。

自分の人生を歩くための羅針盤

「しないことリスト」は、窮屈な思考の渦の中から私を救い上げてくれる言葉たちであふれていました。
よくある例えで申し訳ないですが、まさに「目からウロコ」。
「なんだ。私、大丈夫じゃん!」と肩の力がふわ~っと抜けた心地でした。

phaさんの「しないことリスト」の中は気持ちが楽になる見出しの宝庫です。

第1章から第4章までの大見出しがこちら。

「所有しないリスト」
「努力しないリスト」
「自分のせいにしないリスト」
「期待しないリスト」


どうです?なんだかホッとしませんか?
以下にこの本の前書き「はじめに」からの言葉を引用させていただきます。

「しなきゃいけないこと」に追いかけられずに心に余裕を持って生きていくには、どうしたらいいのだろうか。
結局、自分の頭で「それは本当に自分に必要なのか」と一つ一つ考えていくしかない。評価基準を自分の外に置いている限り、他人に焦らされるのは避けられないからだ。

1.他人や世間の評価で行動を決めるのではなく、自分なりの価値観を持つこと
2.他人や世間のペースに無理についていこうとせず、自分のペースを把握すること


この2つのポイントを押さえることが大切だ。

pha(ファ)著「しないことリスト」『はじめに』より

お気づきかもしれませんが、今自分が考えたり悩んだりしている状態は、実はある種の「思考停止」なのかもしれない、ということ。
phaさんの言う「考える」とはまったく違うということです。

これに気付いて、目がパチッと開いたような気がしました。
そうだよね。自分のことなんだもの、もっと自分の好きに考えていいんじゃない。

自分の価値観については、両学長の動画でも紹介されています。
リンクを貼っておきますので、ご興味のある方はご覧になってみてください。

自分の価値観と向き合うというのは、実はちょっとキツいことかもしれません。
少なくとも私は、過去のトラウマと向き合うような感覚にヒリヒリすることがあります。

でも、本当の自分の本質が分からないまま人生を歩み続けるのは、知らない土地を地図もコンパスも無しで歩くようなものです。
知らないうちに遠回りをしていたり、ものすごいお宝をみすみす見過ごしてしまうかもしれません。

「自分を知るための問い」は前田裕二さんの著書「メモの魔力」でも触れています。
触れているなんて表現ではない、えげつない量の自己分析のための質問が巻末に用意されていますので(笑)興味のある方はこちらもどうぞ。

頭の中も片付けが必要

気をつけていても、日々滝のように情報を浴びているわけですから、気が付くと思考が凝り固まったり、気持ちがパサパサになったりします。

そんな時はまた「しないことリスト」をぱらぱらっとめくって、「あ。そうだった」と深呼吸して、コーヒーでも飲むことにしています。

美味しい珈琲はこちらからどうぞ♪

厚いのが必ず良い本でもないし、薄いのがくだらない本とは限りません。
それも一つの思い込み。
口コミサイトも便利だけど、所詮は自分ではない誰かの感想です。
気になったら、自分の頭で考えて、自分の手で触ってみて判断しなきゃね。

それでは今日はこの辺で。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございましたー!

無防備まおさん。そこにもう、野生は皆無…

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